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何回かに分けて掲載しております中古住宅リフォームの続編です。
中古住宅の入居前リフォーム工事も大分進んできました。今回は洗面所とトイレのリフォームです。
水まわりは日常でよく使う場所であり、汚れやすく傷みやすい場所でもあります。お客様からもリフォームのご要望がありました。

洗面所リフォーム

取替え前の洗面台は蛇口が右側にあり、壁の水はね跡など、全体的に汚れがめだっています。洗面台を取り外すと、隠れていた壁は湿気でカビが付いていました。





幸いなことに壁ボードや床板自体の傷みは無かったので、内装の張替えと化粧洗面台の取替えをすることにしました。




壁クロスをはがし、パテで壁をならし、パテが乾いたら新しいクロス張りです。





床は古いクッションフロアーをはがしています。床板に専用の接着剤を塗って２０〜３０分程度時間を置き、クッションフロアーを曲がらないように置いて床の形に合わせてカッターで切りながら仕上げていきます。ここをきれいに仕上げるのが、職人技の見せ所。洗面所の壁クロス、床クッションフロアーの張替えが完成しました。


洗面所の内装が完成したので、これから化粧洗面台の取付です。洗面台の背板に給水と給湯配管を通す穴を開けます。背板に両方の穴が開いて壁にキッチリ付きました。




洗面台の底板に排水ホースを通し配水管へつなぎます。洗面台から白い配管がのびてグレーのキャップを通っています。
グレーのキャップは、汚水管にフタをして臭いの逆流を防止するものです。


あとは洗面台をセットし、洗面台の扉と上のミラーキャビネットを取り付けて完成です。




シャワーヘッドは高さを変えられるので、バケツのように高さのある容器でも水が汲みやすく、朝シャンも楽々。掃除がしやすいように、ヘッド部分を引き出すこともできます。お客様のご希望で、扉と床のクッションフロアーを同じダークブラウンでコーディネート。大変すてきに出来上がりました。


トイレリフォーム


トイレ工事の様子です。
古い便器は手洗いタンクや内部の汚れも目立ち便座も古びています。

便器を取り外すと便器の跡が床のクッションフロアーに付いています。取り替える便器と大きさが違うので、そのまま取り付けると前の便器の跡が出てしまいます。
そこで、床のクッションフロアーも張り替えることに。新しいクッションフロアーはピンク色の模様で、とても明るい雰囲気になりました。







便器の取り付けは、便器からの汚水配管に新しいフランジ（汚水配管と便器を接続するもの）を取り付け、新しい便器配管取り付けのための用紙を寸法確認しながら床にセットします。この用紙に合わせて便器からの配水管長さ調整、部品のネジ固定箇所など確認しながらセットしていくのですが、実際には壁や幅木などの状態を見ながらの微妙な寸法調整が必要です。熟練した技術が要求される大事な工程です。


便器の配管や固定金具をキッチリセットできました。後は便器とタンクの組み立てです。便器を配管に合わせてセットし、後ろと前をネジで固定します。しっかり固定されていないと便器に座ったときにグラグラする上、水漏れの原因にもなります。


タンクがガタついたり水漏れしたりしないように、下からネジでしっかり取り付けます。タンクと水道管を付属のフレキ配管でつないで水を流し、確実にタンクと便器からの水漏れが無いことを確認。同時に、タンク内の水位も調整します。
タンクのフタ、温水洗浄便座を取り付け完成。最後に全ての操作を実際にしてみる試運転をして終了です。取り替えた便器はもちろん、節水で防菌防汚タイプです。

とてもきれいにできあがりました。お客様にも大変気に入っていただけました。





【物件スペック】

＊この中古住宅リフォームの屋根洗浄と地デジアンテナ取り付け編：市原市 はこちら
お風呂リフォーム編：市原市 はこちら　　土台の補強編：市原市 はこちら

他の部位のリフォームも、後日アップいたします。おたのしみに！