リフォーム費用・見積もりの千葉中央ビルダーネット：千葉市・市原市

前回からの中古住宅リフォームの続編です。
今回は、キッチンリフォーム・和室リフォーム編です。

キッチンリフォーム

リフォーム前は、流し台・調理台・コンロ台と組み合わせた、セクショナルキッチンでした。今でも使われていますが、ガスコンロなどの汚れが落ちにくく部分的に取替えるが難しいので、前の方が使っていたものをそのまま使うことになってしまいます。家族の食を預かるキッチンは新しい設備の方が快適ですし、その他にも傷が目立つ、所々壊れている…などから、システムキッチンへの取替えリフォームをご希望でした。

古いキッチンはただ床に置いてあるだけで釘止めしていないことが多く、今回もキッチン回りのコーキング材を切ると簡単に取り外しできました。
水栓は壁出しの混合水栓ですが、リフォーム後のシステムキッチンでは水栓がワークトップの上に付くので、お湯と水道配管の位置を変更する必要があります。

壁を外して配管を確認し、システムキッチンに合わせた配管位置へ変更完了です。

キッチンの壁は石膏ボードにタイルを使っていたので、タイルをはがすと石膏ボード表面の紙もはがれてしまい、強度も弱くなってしまいます。そこで、ベニア板で壁を作り直し、上からお客様が選んだキッチンパネルを張り付けました。

流し部分、コーナー部分、ガスコンロ部分のキッチンキャビネットをビスで連結しながら組み立てて行きます。Ｌ型キッチンなので左右のワークトップを載せて連結し、さらに下のキャビネットとともビスで連結します。

流しへの混合水栓取り付け、流し台からの排水つなぎ込み、ガスコンロのセットなどをおこなってセット完成です。
壁とキッチン本体の隙間には、水やホコリが入らないようにコーキング処理をします。

セミオープン対面のＬ型キッチンのリフォーム、完成です。キッチンパネル、扉の色など奥様とお嬢様が相談しながら決めたもので、とてもオシャレに仕上がり大変喜んでいただけました。

和室リフォーム、襖の張替え・畳替え
お客様から、和室を寝室としても使いたいので明るい雰囲気にリフォームしたいというご要望がありました。そこで、襖紙の張替えと、畳の表替えをすることにしました。

リフォーム前の襖は、純和風という雰囲気で、重厚な感じがします。
畳もだいぶ日焼けして、所々擦り切れていました。畳の表にもたくさんの種類がありますが、今回は現状より強い麻糸と綿糸を使用したものに取り替えることにしました。それから、ヘリも明るい色と模様を選びました。

襖も畳もいったん運び出し作業場で張替えとなります。
さすが職人さん、重い畳でも運び慣れています。車に積んで運び出しです。

襖は先に張り替えてリフォーム済みの状態で、表替えした畳を敷きこんでいきます。重い藁床（わらどこ）の畳は運ぶのが大変ですが、職人さんは慣れたものです。長年の熟練の技、大したものです！

全て畳を入れたら畳同士や障子の敷居などと比較して、段差が無いように別に用意した畳表などのゴザで高さを調整します。その後専用の金槌でしっかり固め、もう一度高さを確認し、段差がある場合は再度畳を上げ微調整して平らに仕上げていきます。
また、窓際の畳は日焼けしやすいので、日焼け防止やその他好きなところに使っていただくために、ちょっとしたサービスとして一畳分のゴザをプレゼントしています。このサービス、畳の表替えリフォームをするお客様からは大変好評です。

リフォーム後の和室は、花柄模様の襖、パステルブルー色の畳のヘリで全体的に明るい雰囲気になり、奥様とお嬢様に大変喜んでいただけました。

【物件スペック】

＊この中古住宅リフォームの屋根洗浄と地デジアンテナ取り付け編：市原市 はこちら
お風呂リフォーム編：市原市 はこちら
土台の補強編：市原市 はこちら
洗面所リフォーム・トイレリフォーム編：市原市 はこちら
他の部位のリフォームも、後日アップいたします。おたのしみに！